天知る・地知る・我知る
私が尊敬する高橋恵さんは、幼いころから、この言葉を聞かされて育ったそうです
天知る・地知る・我知る
「お天道様が見ているよ」という言葉はずいぶん聞かなくなりました。それよりも「正直者がバカを見る」とか、「適当にごまかしてやったらいいんだよ!それが賢いってことだよ!」みたな風潮を感じませんか?
さらに「得しちゃった」「だませてラッキー」ってことを平気で言う人も多いですよね。コロナウイルスに関する助成金や補助金に関しても、ま、陰で大儲けしている人、高利貸しやら、なんやら、人の弱みにつけこんで・・・の話もたくさん。
確かに、天は見ていないかもしれないけど、これ、納得
徳を積むのに陰徳を積む、人知れず徳を積む。誰にも見られてないけども、そうやって自分が良いことしてますよって、自分のセルフイメージにすごくいい効果がある。自分がやったことっていうのは自分の潜在意識にちゃんと記録されていくわけですね。
誰にも知られてないけども、いいことをしてると、少なくとも自分のセルフイメージがすごく上がるわけで、自分はそういう徳を積んでる人間だから天は自分を愛してくれてるっていう信念が生まれる。
まず自分が自分を信じられるようになるそういう信念が強化されるっていう効果がある
自分が自分を信じられるって、これは最強の武器であり財産であると、私は常々思っています。
自分の子供を見ていても、え??無理でしょ??て周囲が止めてもやり切るし
言語聴覚士として、多くの患者さんや家族さんと出会ったけど
「よくなる」って信じてる人や家族は
たとえ医学的に限界があったとしても、生活の質は向上しているのです。
ドラゴン桜やスラムダンクしかり、ビリギャルだってそうですよね。孫正義さんだって、ま、「自分はできる」というセルフイメージが強い人は、とんでもない逆転劇をおこしちゃいます
お天道様がみているは、自分がみている、「我知る」なんだと思います